■ 実務FAQ虎の巻
■ 描画に関する質問
   
■ 専門用語に関する質問
   
■ ソフトの使い方について
   
■ 品物の評価結果について

 

 描画に関する質問

■稼動はしご

一戸建ての小屋裏収納の角に、可動はしごと文字があり短い直線があります。
文字も線も描写でしょうか?

線…描画です。(実線・破線は原稿通り)
文字…描画。スペースが狭い時は、みやすい位置に配置。→などを使ってもいいと思いますよ。
はしごが(□に×・□にV)の部品で描画されている時の方が多いようですが
文字と重なって見にくいときは文字を省略してもOKとありました。
 

■「床暖房」や「可動ハシゴ」

原稿の「床暖房」や「可動ハシゴ」が1点鎖線や2点鎖線で書かれているときは、
破線で描画していいのでしょうか?
原稿が実線以外は、どの線種も破線で書いていいのでしょうか?
(今まで何も考えずにそうしていたのですが)

そうですね。点線には色々種類がありますが、作図時にはどれも「破線」を使用します。
 

■書斎・DENの色

居室の名前に「DEN」が初めて出てきました。
調べてみたら「書斎」とあったのですが、「洋室」と考えて 「薄黄」でよいのでしょうか。

おっしゃる通り、「薄黄」でOKです。
 

■部屋番号の描画は…

洋室6畳の文字のほかに、“202”“102”という部屋番号が描かれています。描画必要でしょうか?

私はまだ経験ないのですが、以前も同様の質問があり、
先輩チルダ−さんから「部屋番号は必要ありません」とのアドバイスがあったようです。
 

■保存処理前の正方形

保存前処理の正方形で図面を囲んだ後リサイズで高さと幅が合わなく、再度図面を囲む作業をする時BMP形式のところの「全て選択」をクリックすると前に囲んだ線が残ってしまいます。
このままの状態で再度図面を囲んでも以前の囲んだ線は無効になって新しい囲いが有効になるのですか?
何回もリサイズに失敗してしまい何度も囲い直していて何個も以前の囲いが有ります。消す方法が解りません。そこで行き詰ってます。教えてください。お願いします。

囲いなおした場合、前の線は消去しないとだめです
画像を「すべて選択」して余分な四角形があれば消します。その後、正方形で囲みなおします。
縦横が同じにならない理由として考えられるには
《1》囲む前に「グリッドに吸着」「ルーラーに吸着」のチェックをはずしていない
《2》正しくシフトを押していない
《3》作成物が四角からはみ出している。一見中に納まっているようでも、
  文字などの外側がはみ出していることがよくあります。
   すべて選択をしたときによく確認してみてください。
  し忘れの部品なんかもよくあります
《4》四角を縦横に微調整するときに伸びてしまう。私は矢印キーで動かしています
 

■土地の面積と寸法

土地の表記で、NO.1NO.2と原稿にあるのですが、NOは全角なのか半角なのかおせえてください。
部品集の中のA区画のAは全角なので、やはり全角でしょうか?
1,2は階数表記以外は半角と仕様書にあるので半角でよいでしょうか?
頭が混乱してきました。よろしくお願いします

私は、部屋名、区画、階数表記などは、全角でかいています。面積と寸法は半角でかいています。今のところ、それで○をもらっています。
 

■バルコニー・玄関ホール・CLの斜線

【1】バルコニーで3.0Jと表記されているのは、3.0畳の明記は必要か、
【2】居室でBRとあるのは、洋室で正しいのでしょうか
   またBR(J)とあるのは、
和洋室でよいのか
【3】玄関とホールは、それぞれEとHだけの表記ですが、
   玄関とホールと明記してよいのか。
【4】CLに斜線が描かれていますが、描画の必要はあるのか。
  描画の場合、文字と重なってもよいのか。

【1】必要だと思います。(私なら描画すると思います)
【2】BRはベッドルームなので「寝室」になります。
  BR(J)は英語表記の場合「畳」が「J」になることがありますので
  「BR6J」は「寝室6畳」でよいと思います。
【3】「玄関」と「ホール」でよいと思います。
【4】斜線がある場合の優先順位は
   1)文字
   2)斜線(文字と重なる場合は描画しない)
 クローゼットにハンガーやポールが書かれている場合の優先順位は
   1)ハンガーとポール
   2)文字(ハンガー等と重なる場合は描画しない) 仕様書P.4【配置の優先順位】
 

■部屋や場所の名前が途中から判読不能

部屋や場所の名前が書かれているのですが、途中から判読不能で、
しかも場所からも判読が難しい場合
どうしていますか?こういう場合も、描画するのですか?

文字のみ判読不能の時はその文字を描画しないで納品しています。
建具等全てが判読不能の場合は実務へメールして判断を仰ぎます。
それでも返事がもらえない場合もありますのでその場合は
わかるところまで描画して納品し、コメントにてその旨お知らせするようにしています。
 

■部品集の建具の厚さは調整してはいけません

壁と建具のズレについて,ルーラーで壁の上,左に合わせて建具を配置しており,
壁より建具の厚さが広いため,
下や右側にははみ出すのはOKとされておりますが,BMPサイズで確認した際に
気になるので実際には微調して厚さを合わせてズレをなくして描画しております。
このやり方はまずいのでしょうか?

部品集の建具の厚さは調整してはいけません。そのまま使いましょう。
はじめは気になるかもしれませんが練習問題等でチルダの間取図というものを
見慣れると気にならなくなります。
 

■描画の配置ズレはBMPが優先

描画の配置ズレなどの最終確認はBMPサイズでの確認ですが,
BMPサイズで問題なくともYSD形式ではズレたりしておりますが,
BMPサイズでの状態を優先してYSD形式ではズレていても,そのまま納品しておりますが
問題ないですよね?

問題無しです。
 

■壁の描画

仕様書では描画不必要項目に家具がありますが,原稿図に例えば
ダイニングテーブル,椅子,ベンチ,ソファー等描画及び名称記載されている場合でも,
作図時は描画不必要なのですよね?

家具は描画不要ですが据え置き家具は要描画です。
例えばカウンターや食器棚等、床を占有している場合ですね。
 
 
■浴室・トイレの描画

原稿図の浴室やトイレ等に実線が描画されている(段差と思われる)
場合は原稿図の通り実線を描画するのですよね?

段差は要描画、タイルの模様や板目の線は描画不要です。
 

■壁の描画

原稿図によっては,壁の厚さが異なっている内容のものがありますが
6pt線統一で見た目と相違になりますが問題ないですよね?

問題ないです。
壁の線は6pt線統一です。資料では外回りの壁より部屋の壁が薄い場合がありますが
壁だけは見た目と変わりますね。全て6pt線です。
 
 
■資料に土地も間取も両方ある場合

原稿に土地と物件が両方載っている場合、土地も間取り図も描くのですか?

仕事の委託メールの「仕様」欄に、
どの間取り図を何色(カラー・モノクロ)でどんなサイズで描くのかのっていますよ。
そのときの仕事ごとに内容が違うので注意して見ています。
 


 専門用語に関する質問

■パラペット

一戸建てで、パラペットというのがちょうどバルコニーのように細細線で囲んでありますが、
グレーでいいのでしょうか?出口の建具がなく、吹き抜けなのかとも思います。

パラペットとは、建物の屋上、テラスなどの両側にある落下防止の手摺のことです。
色はグレーになりますね。
 

■グルニエ

グルニエとはなんですか?またそこの部屋の色は何色にしたらいいのでしょうか?

*小屋裏収納・屋根裏収納・小屋裏物置・グルニエ等は収納と考え
居室内に破線・実線で描かれている時→塗りつぶし無(透過)、線種は原稿通り
実線で独立している時→薄紫色

*ロフトは部屋と考え
居室内に破線・実線で描かれている時→塗りつぶし無(透過)、線種は原稿通り
実線で独立している時→薄茶色です。

収納と部屋と分ける考え方もどおかなぁ?と思いますが、良ければ参考にして下さい。

ちなみに
ロフト…本来は物置用の屋根裏部屋のこと
最近の住宅でいうと天井を高くして、部屋の一部を2層式にした上部スペース
グルニエ…屋根裏収納(部屋)を表すフランス語
とありました。

 


 ソフトの使い方について

■Windows10

Windows10を使っていますが、インストールできますか

既にマシンにインストールされている状態でアップデートをすると使えますが、新しい10のマシンに改めてインストールすることはできません。
 


 品物の評価結果について

■実務のスキルアップについて

間取り図業務では、納品した後にチェックが入り、評価結果が公表されております。
皆さんはどのように次の業務に反映させておられますか?
自分は未だ新人であり、過去の評価結果も×と△散々な結果であった為,
皆さんの確認方法、御意見、 アドバイスを頂きたく宜しくお願致します!

恥ずかしながら、私はヤッタ!に挑戦すること6回目で合格しました。
なので(・・・かどうかは不明ですが・・・)
実務において×の評価をいただいたことはありません。
見直し、見直し、の精神で取り組んでいます。
ドアの数や2枚窓の数etc・・・を最初に数えておき、作図してからその数量どおり
作図されているかを確認する、と言うのも方法の
ひとつではないでしょうか。
文字等は仕様書を確認すれば大体のことは載っていますし
分からなければこのBBSを利用する・・・。という具合に
私は仕事を進めています。あとは“慣れ”ではないでしょうか。
悪い意味では無く、いい意味で、経験を積むというか・・・。
私の場合はヤッタ!6回で実務を6回こなす分の経験を積めたと思っています。

私なりのチェック方法ですが、ysdの画面上で十分チェックした後
bmpに画像処理した後でそのbmpをチェックしています。
ysdでは見えなかった線のポイントの違い(よくあるのは0.5ptで描画してしまっている)
や建具や壁のズレが見えることがよくあります。